その六四一

 

 
















 







 

タイムライン ことばの川が すこし氾濫

SNSをしていると、ログインしていない
時間のことが大切になってくる。

ログインとか関係なかった時代のほうが
なんでもない時間をないがしろにして
いたのかなって思うことがある。

わたしたちは誰かの意見のはざまにあって。
誰かの意見にちょっと乗ったり頑なに
拒んだり。

たくさんの映像やことばがあふれてタイム
ラインで流れてくることが時々くるしい。

そうして自分の意見をもちなさいとは
昔から言われてきたことだけど。

最初から頑なに自分の意見ががちがちに
決まっていて、そこからはみ出す意見は
じぶんと相容れない意見として、はみだした
場所に置き去りにしていいわけじゃないんだ
なって、あらためて思っていた。

論破する人がカッコいいって思っている
時もあったけど。
論破する人よりもちゃんと聞いている人の
方がいいと思うようになった。

議論って勝ち負けじゃないよって最近身を
もって知って。
言い任して勝ちって意味もないなと。
今更だけど。

建設的になにかを進めるために
議論することば大切な気がする。

昨日「天使、まだ手探りしている」という
タイトルの映画評をよんでいた。

そのタイトルの手さぐりに何度も
手触りを感じながら昔のとある
作家の方の文章に、2021年を生きてる
今を説明されているような気持ちに
なっていた。



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